過去の展覧会

 津八幡宮は建武年間(1334~8)、現在、石水博物館の所在する千歳山へ勧請〈かんじょう〉されたと伝えられています。寛永9年(1632)、津藩の二代藩主・藤堂高次は八幡宮を現在地(津市八幡町〈やわたちょう〉)に遷し、壮麗な社殿を建立しました。
 津八幡宮では長く三十六歌仙扁額を大切に伝えてきましたが、近年の調査・研究で江戸時代初期に藤堂家と所縁の深い摂家筆頭の近衛家が中心となって作成された作品であることが明らかとなり、本年7月、津市指定有形文化財となりました。
 本展では、これら歌仙絵扁額を一挙公開するとともに、津八幡宮の社宝をはじめ、その関連作品を展示します。

主な展示作品

※法量の単位はcm

関連行事

記念シンポジウム(参加無料)

●演  題:「津のたからもの 三十六歌仙扁額の魅力にせまる」
●講  師:青山泰樹氏(津市文化財保護審議会委員)
      羽田 聡 氏(京都国立博物館列品管理室長兼美術室長)
      山口泰弘氏(三重大学特任教授)
●日  時:10月30日(日)14:00~16:40(13:30開場)
●会  場:三重県立美術館 講堂(津市大谷町11)
●申込方法:石水博物館まで電話にて(電話:059-227-5677)
●定  員:申込先着70名様
※新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況により中止させていただく場合もございます。

ギャラリートーク

担当学芸員が展示室にて展覧会をご案内します。
●日時:9月23日(金・祝)、9月30日(金)、10月7日(金)、 10月9日(日)、10月23日(日)、11月6日(日)、11月12日(土)
 各日14時より30分程度
※申し込みは不要。当日14時までに石水博物館受付前へお越しください。
※参加費は無料ですが、当日の入館料が必要です。
※新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況等により、中止や内容に変更が生じる場合がございます。

第2展示室

所蔵品展
川喜田半泥子の作品と季節の館蔵品

2022年9月10日(土)〜11月13日(日)

公益財団法人 石水博物館

〒514-0821 三重県津市垂水3032番地18

リンク

©Sekisui Museum.

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