過去の展覧会

 川喜田家14代当主の石水(1822~79)は、木綿を商う伊勢商人として、激動の幕末にあって家業の商いを守り通しました。その一方、本草学(動植物などの研究)を学び、師の山本榕室の学業を経済的に支えたほか、松浦武四郎とは同じコイン収集家として情報を交換しあうなど、伊勢国における文化交流の中心的存在でもありました。また、明治維新後は藤堂家から茶道具の名品を継承し、津における茶の湯文化を伝える役目を果たしました。
 本展では、石水の生誕200年を記念し、歴史・文学・美術など様々な資料や作品から、当館の名称の由来にもなった川喜田石水の実像に迫ります。

主な展示作品

※すべて館蔵

関連行事

ギャラリートーク

担当学芸員が展示室にて展覧会をご案内します。
●日時:2月4日(土)、2月26日(日)、3月10日(金)、3月25日(土)、4月2日(日)
 各日14時より30分程度
※申し込みは不要。当日14時までに石水博物館受付前へお越しください。
※参加費は無料ですが、当日の入館料が必要です。

※新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、ちらしの掲載内容に変更が生じる場合があります。当館ホームページまたは電話にて、最新の情報をご確認ください。
 また、ご来館の際には、感染症予防対策にご協力ください。

第2展示室

所蔵品展
川喜田半泥子の作品と季節の館蔵品

2023年1月28日(土)〜4月2日(日)

公益財団法人 石水博物館

〒514-0821 三重県津市垂水3032番地18

リンク

©Sekisui Museum.

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