江戸時代、伊勢商人と呼ばれた豪商たちは繁栄を極めました。津を本拠とする川喜田家は、寛永3年(1626)に江戸日本橋の大伝馬町一丁目に大店を構え、木綿太物を一筋に扱ってきた木綿問屋です。本年は川喜田家の江戸店創業から400年にあたります。
本展では「川喜田家文書」を中心にその商いを、また江戸から持ち帰った浮世絵や古典籍から、その文化を紹介いたします。
西来寺(せいらいじ)は室町時代の名僧・真盛(しんせい)上人が開いた、津を代表する名刹(めいさつ)です。西来寺には数多の宝物が所蔵されていますが、これらの多くは江戸時代後期を代表する学僧である真阿上人が請来したものです。
本展では、真阿上人の西来寺入寺200年を記念し、貴重な仏画をはじめ、上人ゆかりの宝物を展示します。津の仏教美術の精華と、数多くの文化財を伝えた真阿上人の実像に迫ります。
〒514-0821 三重県津市垂水3032番地18