川喜田家歴代コレクション

佐藤家文書(重要文化財)

 佐藤氏はもともと陸奥国信夫庄(むつのくにしのぶのしょう)(福島県福島市)を本拠とする武士団であったが、南北朝時代に足利方として転戦を重ねた結果、伊勢国一志郡(いせのくにいちしぐん)(三重県松阪市)に居を構え、室町・戦国時代には伊勢国司北畠氏(いせこくしきたばたけし)に仕えた。  伝えられた古文書には、佐藤氏最古の系図である「佐藤系図」(南北朝時代)のほか、北畠氏からの文書がまとまって伝えられており、三重県を代表する中世武家文書の一つとして著名である。
■8巻59通 南北朝~戦国時代 紙本墨書
画像/北畠満雅御教書 応永22年(1415)

公益財団法人 石水博物館

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