今からちょうど100年前の大正12年(1923)、当館の創設者川喜田半泥子(かわきたはんでいし)(1878~1963)は長男壮太郎(1904~1972)を伴い、5ヶ月以上をかけて北半球を一周する船旅に出かけました。この旅での見聞は、親子のその後の人生と芸術活動に大きな影響を与えました。
本展では、旅の途中に半泥子が記した紀行文『欧米漫遊赤毛布(おうべいまんゆうあかげっと)』と15冊のスケッチ帖を中心に、パリで購入したマティスやボナール、ロンドンで入手したブラングィンや栗原忠二らの絵画や、各地でもとめてきた土産物などから、100年前の日本人が見た欧米を、半泥子の眼を通して紹介します。
《川喜田半泥子が見た100年前のパリ画壇》
講 師:貴家 映子(さすが えいこ)氏(静岡県立美術館 主任学芸員)
日 時:令和5年5月28日(日)14:00〜15:30
会 場:三重県立美術館 講堂(津市大谷町11)
申込方法:石水博物館まで電話にて(電話:059-227-5677)
定 員:申込先着70名様
《千歳山の新緑を愛でる》
日 時:令和5年5月13日(土)、14日(日)10:00〜15:00
会 場:石水博物館2階 多目的室
定 員:各日先着30名様
申込方法:石水博物館まで電話にて(電話:059-227-5677)
協 力:株式会社ちとせ 半泥子仙鶴窯
担当学芸員が展示室にて展覧会をご案内します。
●日時:4月13日(木)、29日(土・祝)、5月20日(土)、24日(水)、6月11日(日)
各日14時より30分程度
※申し込みは不要。当日14時までに石水博物館受付前へお越しください。
※参加費は無料ですが、当日の入館料が必要です。
2023年4月8日(土)〜6月18日(日)
ご来館の際には感染症対策にご協力ください。
〒514-0821 三重県津市垂水3032番地18