令和4年は寅年。それも36年に一度しか訪れない、五黄の寅です。この年に生まれた男性は大変強運であると言われています。陶芸家として知られる川喜田半泥子もまた、五黄の寅年(1878年)生まれで、このことを終生誇りとしていました。本展はそんな五黄の寅年を記念し、虎と干支に関わる美術を展示します。
虎は古来より邪悪なものを遠ざける霊獣とされ、虎図は中国、朝鮮、日本などで大いに好まれました。今回は特に悪疫退散の願いを込めて、半泥子愛蔵の大幅、木村探元筆「虎図」を初公開します。また、虎の美術はもちろん、かわいい干支の動物たちをモチーフにした作品も多数お楽しみいただきます。
担当学芸員が展覧会をご案内します。
■日時:12月18日(土)、令和4年1月9日(日)、2月10日(木)
各日14時より30分程度
※申し込みは不要。当日14時までに石水博物館受付前へお越しください。
※参加費は無料ですが、当日の入館料が必要です。
※新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況等により、中止や内容に変更が生じる場合がございます。
2021年12月11日(土)〜2022年2月13日(日)
〒514-0821 三重県津市垂水3032番地18