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生誕140年記念企画展Ⅰ「川喜田半泥子と茶の湯の焼きもの」

 川喜田半泥子(1878〜1963)は、当館の創設者であり、陶芸家としても知られています。本年は半泥子の生誕140年にあたります。

 半泥子は伊勢の豪商・川喜田久太夫家の16代を継ぐべき立場に生まれ、老舗木綿問屋の当主として、また百五銀行頭取として、その責務を遂行しました。

 一方、趣味の陶芸では独自の世界を展開し、数多くの作品を生み出すとともに、近い将来日本の陶芸界を背負っていくことになる若き陶芸家たちと親交を重ねました。なかでものちに人間国宝となる美濃の荒川豊蔵(1894〜1985)、萩の三輪休和(十代休雪・1895〜1981)、備前の金重陶陽(1896〜1967)とは、昭和17年(1942)に作陶連盟「乾比根会」を結成し、ともに桃山陶に思いを馳せ、古陶磁に学び、茶の湯を楽しみ、作陶精神を高めあいました。

 本展では、乾比根会メンバーの作品と交流を紹介し、彼らが近代陶芸界にのこした足跡を辿ります。

主な展示作品

志野筍絵茶碗 銘「隨縁」
荒川豊蔵 荒川豊蔵資料館蔵

萩筆洗切茶碗 三輪休和
山口県立萩美術館・浦上記念館蔵

備前耳付水指 金重陶陽
東京国立近代美術館蔵

伊賀水指 銘「慾袋」
川喜田半泥子 石水博物館蔵

井戸手茶碗 銘「さみだれ」
川喜田半泥子 個人蔵

志野茶碗 銘「赤不動」
川喜田半泥子
東京国立近代美術館蔵

陶匠友誼図 荒川豊蔵 荒川豊蔵資料館蔵

鼠志野亀甲文茶碗 荒川豊蔵
愛知県陶磁美術館蔵

萩水指 銘「からひね」
荒川豊蔵 清荒神清澄寺蔵

萩茶碗 銘「窈窕」
三輪休和 岐阜県現代陶芸美術館蔵

萩編笠水指 三輪休和
山口県立萩美術館・浦上記念館蔵

備前三角擂座花入
金重陶陽 岡山県立美術館蔵

備前馬置物
金重陶陽 個人蔵

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展示目録は
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関連行事

記念講演会

■講  師:唐澤 昌宏氏(東京国立近代美術館 工芸課長)

■日  時:平成30年10月20日(土)

■会  場:三重県立美術館 講堂(津市大谷町11)

■申込方法:石水博物館まで電話にて(電話:059-227-5677)

■定  員:申込先着150名様 ※聴講無料

関連行事

ギャラリートーク

担当学芸員が展覧会をご案内します。

■日時:9月29日(土)、10月5日(金)、11月23日(金・祝)

    各日14時より30分程度

※申し込みは不要。当日14時までに石水博物館受付前へお越しください。

※参加費は無料ですが、当日の入館料が必要です。

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