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館蔵品展「松浦武四郎と川喜田石水-幕末知識人のネットワーク-」

 松浦武四郎(1818~1888)は伊勢国一志郡須川村(現在の松阪市小野江町)の出身で、「北海道の名付け親」として知られる探検家です。16歳から諸国を遊歴し、28歳から蝦夷地を探査、同地の現況とアイヌ文化の素晴らしさを広く世に伝え、明治維新の折には開拓使の判官を務めました。

 一方、川喜田石水(十四代久太夫政明・1822~1879)は津の商家・木綿問屋川喜田家の当主を務める傍ら、本草学や和歌、茶の湯などあらゆる趣味を極めた知識人として知られ、孫である川喜田半泥子(十六代久太夫政令・1878~1963)の尊敬を受け、当財団名の由来ともなった人物です。

 武四郎と石水は幼少の頃、津藩の儒学者平松楽斎の塾で出会ったと考えられており、二人の親交は晩年まで続きました。

 本展では石水博物館の所蔵資料から、著作物や絵図などによりそれぞれの業績をご覧いただくとともに、武四郎が蝦夷地や江戸から石水へ送った書状や扇面画、自筆本『近世蝦夷人物誌』ほかから、二人を取り巻いた時代背景や趣味をとおしてのネットワークの広がりも紹介いたします。

主な展示作品

熊図扇面

熊図扇面 武四郎筆
明治5年(1872)

『近世蝦夷人物誌』初編

『近世蝦夷人物誌』初編 武四郎自筆
安政5年(1858)

『蝦夷漫画』

『蝦夷漫画』 武四郎筆
安政6年(1859)刊

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展示目録はこちらから
(PDF 225KB)

第2展示室

所蔵品展:川喜田半泥子の作品と季節の館蔵品

2014年2月7日(金)〜4月6日(日)

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