開催中の展覧会

布の道標

 時は南北朝時代。佐藤氏は足利方の求めに応じ、本拠である陸奥国信夫庄〈むつのくにしのぶのしょう〉(福島県福島市)を離れ、全国を転戦した末に伊勢国一志郡肥留〈いせのくにいちしぐんひる〉(三重県松阪市)に居を構えました。その後も有力な武士として活動した佐藤氏は、伊勢国司北畠氏〈いせこくしきたばたけし〉に仕え、室町・戦国時代を生き抜きます。当館所蔵の重要文化財「佐藤家文書」は、数百年の時を超えて、動乱の時代を佐藤氏がいかに生き抜いたかを雄弁に物語っています。

 本展では「佐藤家文書」7巻58通とともに、近年佐藤家からご寄贈いただいた「佐藤系図」(重要文化財)とその関連資料を紹介します。また、当館所蔵の中世文書もあわせて展示し、動乱の中世を生きた人びとの軌跡をたどります。

主な展示作品

足利義詮御判御教書
(文和2年=1353)

後伏見上皇院宣
鎌倉時代後期

佐藤元清軍忠状
観応3年(1352)

足利直冬軍勢催促状
正平10年(1355)

歌川国芳画
義経千本桜より佐藤忠信
(部分)

北畠氏奉行人奉書
応永22年(1415)

北畠氏奉行人奉書
永禄12年(1569)

北畠政郷袖判奉行人奉書
文明12年(1480)頃

多気国司北畠城郭地図(部分)
江戸時代中期

※すべて館蔵

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関連行事

記念シンポジウム

●講  師:岡野友彦氏(皇學館大学文学部教授)
      川村洋史氏(株式会社松鶴堂修理技術部書跡担当課長)
      小林秀氏(三重県総合博物館調査・資料情報部)
      桐田貴史(石水博物館学芸員)

●日  時:令和3年8月21日(土)14:00~16:30

●会  場:三重県立美術館 講堂(津市大谷町11)

●申込方法:石水博物館まで電話にて(電話:059-227-5677)

●定  員:申込先着70名様 ※聴講無料

※新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況により中止させていただく場合もございます。

ギャラリートーク

担当学芸員が展覧会をご案内します。

■日時:6月26日(土)、7月16日(金)、8月9日(振替休日)、9月5日(日)

    各日14時より30分程度

※申し込みは不要。当日14時までに石水博物館受付前へお越しください。

※参加費は無料ですが、当日の入館料が必要です。

第2展示室

所蔵品展:川喜田半泥子の作品と季節の館蔵品

2021年6月26日(土)~2021年9月5日(日)

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